2010年04月08日

<舛添前厚労相>与謝野元財務相らと連携否定 新党参加せず(毎日新聞)

 自民党の舛添要一前厚生労働相は6日、離党届を出した与謝野馨元財務相や平沼赳夫元経済産業相らが結成する新党について「一切、関係のない話だ」と記者団に語り、参加する意思がないことを明確にした。当面、自民党に残って党改革を目指す考えとみられるが、参院選選対本部の役職就任は固辞。「フリーハンド」を確保し、党を飛び出す機会をうかがっているとの見方が消えない。

 舛添氏が与謝野氏らとの連携を否定したのは、塩崎恭久元官房長官ら党内の構造改革派と近く、政策的に肌合いが違うため。「政権力委員会(ネクスト・ジャパン)」を設置した党執行部の対応も「体制の一新か。国民の皆さん、ご判断くださいということに尽きる」と切り捨てた。党幹部は「将来(の総裁就任)を考えるなら、ここで何もしないのはあり得ない」と反発。党内からは「参院選の責任回避」との冷ややかな声も聞こえてくる。

 一方、幹事長代理に抜てきされた河野太郎国際局長は6日の記者会見で「谷垣(禎一)総裁に党を変える意思がないなら、その場で辞める」と宣言した。離党もにおわせる舛添氏と対照的に、党に残って急進改革を目指す河野氏。党内融和を重視する谷垣執行部にとって「劇薬」ともいえる河野氏の起用はある意味で賭けだ。

 会見で河野氏は「古い人は後ろに下がってほしい」「早く『代理』が取れて幹事長になりたい」と威勢のいい言葉を連発。「取り込まれた」との批判も「(執行部の)外でとやかく言うより早い」と意に介さなかった。【中田卓二、大場伸也】

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2010年04月07日

プランターの乳児2遺体、妊娠6〜9か月(読売新聞)

 大阪市西淀川区のマンションのベランダにあったプランターから、乳児とみられる2遺体が見つかった事件で、大阪府警西淀川署は31日、司法解剖の結果、最初に見つかった遺体は妊娠9か月程度の男児、白骨化した遺体は妊娠6〜7か月で性別不明と発表した。いずれも外傷はなく、死因は特定できなかった。

 同署によると、死体遺棄容疑で逮捕した佐久真久仁子容疑者(37)は「2人とも死んで生まれてきた。同居の元夫らに知られたくなかったので埋めた」と供述している。

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2010年04月05日

写楽の傑作、35年ぶりにオークションに(産経新聞)

 競売大手サザビーズは6月、パリで開催されるアジア美術オークションに、江戸の浮世絵師、東洲斎写楽(生没年未詳)の最高傑作の一つ、「市川鰕(えび)蔵(ぞう) 竹村定(さだ)之(の)進(しん)」(1794−95)を出品する。

 同社によると、当時の人気歌舞伎俳優、市川鰕蔵ふんする竹村定之進を描いた同作品は、初刷りが判明しているだけ20点近く。東京国立博物館や大英博物館にも所蔵されている。サザビーズジャパンでは「下部も色もきれいに残っている。個人コレクションとして大切に保管され、状態が特別にいい」と太鼓判で、予想落札価格は「約3千万−4千万円超」とみている。

 作品は、寛政6(1794)年に江戸の河原崎座で上演された「恋(こい)女(にょう)房(ぼう)染(そめ)分(わけ)手(た)綱(づな)」で竹村定之進を演じる鰕蔵の、当時のブロマイドにあたる。不義の罪に落ちた娘の助命嘆願のため、舞台で切腹する能役者の役で、太いまゆなどに悲壮感が表現されているという。

 来歴は、19世紀末にパリで浮世絵売買を通じてジャポニズム普及に寄与した美術商、林忠正からフランス人日本美術収集家アンリ・ヴェヴェールに渡り、1974年のサザビーズオークションで売買。同社は現在の所有者を明らかにしていないが、日本で保管されているという。

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